Tada-nori Goto's Web Site
海底電磁気学入門
海底で 「電気」や「磁気」を測る?
「海底電磁気学」 なにやら怪しげです。でもちゃんとした学問です。
ここでは私自身の専門分野である「地球電磁気学」、特に「海底電磁気学」について、その目的・基礎・観測・解析結果などを紹介していきます。
写真: 南太平洋(東太平洋海膨)での海底電位差磁力計回収風景
目次
はじめに
電気伝導度とは?
岩石の電気の流れやすさはどうやって表せばよいか、どの程度変化するかを考える。
特に、
地殻内流体と電気伝導度
について解説する。
海底での磁場・電場
地球の磁場や電場はどのような特徴を持つのか?またその源は?
電気探査・電磁探査の基礎
海底や陸上で観測されるデータから、どうやって地下構造を求めるのか?
その理論背景を簡単に紹介。
-
電気探査と電磁探査の比較
- 電磁探査のうちMagnetotelluric(MT)法についての解説
海底電磁気観測
海底での地磁気・電位差の観測装置の紹介
OBEMとは?
海底電位差磁力計が組み上がる様子
(こちら)
地殻の電気伝導度構造
地震発生帯や地熱地域などでの調査結果例を紹介
マントルの電気伝導度構造
海底長期電磁気観測
地下水と自然電位
自然電位の測定方法
や、
自然電位観測のQ&A
を紹介
海流と自然電位
ご注意
内容に関しまして、分かりにくい部分がございましたら、後藤までご質問ください。皆様からのご意見を元に内容の改善に努めたいと考えております。
本解説ページは随時内容を追加いたしております。未完成の部分もございますが、ご了承ください。