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カラーのコンター図を白黒に変換するには?
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カラーのコンター図を白黒に変換するには?(1)
学会発表などでカラーのグラフやコンター図(等高線図)を作ることが最近は多いです。
例:MT法の見掛け比抵抗擬似断面
Power Pointなどを用いたプレゼンテーションが一般的になり、またカラープリンターも手軽になったので、白黒の図よりやはりカラーの図が重宝されています。ところが、これを印刷資料にする場合、はたと困る場合があります。
「この図を白黒にしなければならない…」
例えばこんな場合です。
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冊子にカラー図面をを掲載するのだが、カラー印刷代が高い。
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冊子に載せる原稿に、カラー図面を含んではいけない決まりだ。
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白黒のコピー機で増刷する資料である。
「なにいってんの?カラー原稿だろうとなんだろうと、そのまま白黒で印刷したらええやん?」
そんなことしてご覧なさい!こんな図になってしまいますよ。
カラーをそのまま白黒にした場合、赤色も青色も黒っぽくなってしまって、コンター図の意味が分からなくなってしまいます。こうなってしまってはせっかく作った図や資料の意味がなくなってしまいます。
なぜそうなってしまうのでしょうか?カラーの図面を白黒に変換する場合(例えば白黒コピー機にかける場合)、明度の低い色は黒っぽい色、明度の高い色は白っぽい色に置き換えられます。通常は、カラーのコンター図で使われる赤色や青色は低めの明度に設定されています。そのためカラーのコンター図を単純に白黒変換してしまうと、赤色も青色も黒くなってしまうのです。逆に黄色の明度は通常高めのため、白っぽくなります。
さてどうすればよいでしょう?オリジナルの図に戻って作り直せばすむのですが、一度作った図をもう一度白黒で作ることは意外と骨の折れる作業です。
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