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GMT講座 その1:GMTとは何か?
GMT(Generic Mapping Tool)は地図やグラフを描くことができる、ハワイ大学が開発
したソフトウェアです。GMTで描いた図の一例を画像1、2に示しました。
これらの図はわずか数行のコマンドで描かれているのです(驚きです)。
GMTの最大の特徴としては、ただ単に地図や折れ線グラフを書くだけでなく
・コンター図を書くことができる。
・地図の上に点を打ったり、地図の上にグラフを重ねることができる。
・複数のグラフを一枚の図に一度に出力できる
といった点が挙げられます。ExcelやSurferでもグラフやコンター図を描くことは
できますが、このような複雑なグラフを作ることは難しいでしょう。
GMTを使うときには”UNIX”と”シェルスクリプト”は欠かせません。
UNIXは多数のファイル操作コマンドを有するOSで、いまやWindowsやMacといった
パソコン上でも軽快に動作します。シェルスクリプトはExcelのマクロなどに似ており、
コマンドの自動処理化に役立ちます。GMTとシェルスクリプトを組み合わせれば、
自作プログラムで計算した結果を、即座に図化することも可能です。
続く。
[関連画像]
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