ペットボトル電極の作成方法
はじめに|
自然電位分布の調査は、地下に埋まっている金属物質や、地下水流動などを調べることができる、最も簡単な探査法の一つです。 |
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用意するもの
500mlペットボトル(断面が丸型のもの)
※四角型は丸型より電極の耐久性が低いようです。2本 石膏 500g 防水用シール剤(コーキング剤) 50g 漏斗 1個 銅製針金(太さは1mm程度) 1m ガラス板あるいは陶板
(ペットボトルが乗る大きさ)1枚 硫酸銅粉末 10g程度 カッターナイフ 1本 はんだごて、はんだごて台 1組 ビニルテープ 1巻 カッターナイフ 1つ 水道水 300ml程度
作り方




はじめに4. 完成品
出来上がりはこんな感じです。硫酸銅水溶液の漏れ具合は、ペットボトルの蓋の開け閉めで調整します。ギュッと締めれば漏れにくくなります。あと、ペットボトルが透明だと直射日光を浴びた場合、自然電位が若干変化するようです(5mV程度)。ペットボトルの表面を塗るか、覆いを作るとよいでしょう。こうして自作を行ったを用いて地表面の自然電位分布を測定すれば、地下に埋まっている金属体や、地下水脈、堤防などの漏水箇所を見つけることができるかも?試してみてください。![]() |
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)。ただしこのタイプは上記とちょっとだけ違っていて、ペットボトルの蓋に穴を開けて銅線を通しています。ただこれだとテスターへと延びる赤い銅線が風などで揺れると電極も揺れてしまいます。上記の改良版のほうが安定性は良いです。